【3月27日 AFP】米財務省は26日、米国建国250年の記念として、今後発行する紙幣にドナルド・トランプ大統領の署名を印刷すると発表した。紙幣に現職大統領の署名が入るのは初めてとされる。

​​従来、米国のドル紙幣には財務長官と財務官の署名が印刷されてきたが、今後発行される新紙幣には、トランプ氏とスコット・ベセント財務長官の署名が入る。

ベセント氏は声明で、「トランプ大統領のリーダーシップの下、米国は前例のない経済成長、永続的なドル支配、そして財政の強固さと安定へと向かう道を歩んでいる」と主張。

「偉大なわが国とドナルド・J・トランプ大統領の歴史的功績を顕彰する最も効果的な方法は、大統領の名前が記されたドル紙幣を発行すること以外にない。そして、この歴史的な紙幣が建国250周年という記念すべき年に発行されるのは、まさにうってつけだ」と付け加えた。

トランプ氏は長年の慣例を覆し、米国の通貨に自らの痕跡を刻もうとしている。

先週には、トランプ氏自ら選任した諮問委員会が、同氏の肖像をあしらった建国250年を記念金貨のデザインを承認した。

存命中の大統領や大統領経験者の肖像を米国の通貨に描くことは連邦法で禁止されており、民主党から批判されている。

だが、トランプ氏は他にも物議を醸すデザインを推し進めており、その中には、建国250年を記念して発行するトランプ氏の肖像をあしらった1ドル硬貨も含まれている。(c)AFP