【3月25日 AFP】米民主党は24日、ドナルド・トランプ米大統領の邸宅「マール・ア・ラーゴ」があるフロリダ州の選挙区で行われた州下院議員補欠選挙で、共和党から議席を奪還することが確実となった。複数の米メディアが、民主党の新人エミリー・グレゴリー氏が当選確実と伝えた。

CNNやニューヨーク・タイムズ紙などの予測によると、グレゴリー氏が、トランプ氏の支持を受けた共和党のジョン・メイプルズ氏を破る勢いだ。グレゴリー氏が勝利を確実にしたフロリダ州第87選挙区には、トランプ氏の豪華な邸宅がある。

民主党フロリダ州支部はX(旧ツイッター)に「第87選挙区の代表に選出されたエミリー・グレゴリー氏、おめでとうございます!」と投稿。「民主党がトランプ氏のお膝元であり、マール・ア・ラーゴのある議席を奪還した」と祝福した。

グレゴリー氏当確の報道は、ここ数か月間に全米で見られる共和党に対する民主党の優勢な傾向を裏付けるものとなった。アナリストらは、有権者の共和党離れが進んでいる証拠として、1月にはテキサス州の共和党の強固な地盤で民主党候補が州上院議席を獲得した事例を挙げている。

また、昨秋にはニュージャージー州とバージニア州で民主党の知事が誕生し、ニューヨーク市長選では左派のゾーラン・マムダニ氏が圧勝するなど、民主党の勝利が相次いでいる。

11月に控える米中間選挙は、経済的圧力やイランとの紛争長期化のリスクが懸念される中、議会で多数派を握る共和党にとって厳しい戦いになる様相を呈している。(c)AFP