■分裂した反体制派

イラン国内の反体制派は抑圧され、投獄されている。2023年ノーベル平和賞受賞者ナルゲス・モハンマディさんの拘束がその例だ。また、亡命中の反体制運動は長い間分裂している。

ネンチーニ氏は、1979年のイラン革命(イスラム革命)で退位に追い込まれた故パーレビ国王の息子で、米国で亡命生活を続けるレザ・パーレビ元皇太子について「西側メディアによって推進されている」が、イラン国内におけるパーレビ氏への信頼性は不明と指摘した。

しかし、国内には将来的に行動を起こし得る広範な反対勢力が存在するとキアン氏は言う。あわせて、クルド人やバルチ人といった少数民族の間で権利主張や自治を求める動きが表面化している点にも言及した。

一方、これらのグループが実際に影響力を持つには「連合を形成する必要がある」と強調し、また少数民族がパーレビ氏への従属を受け入れることもないとの見方を示した。

さらにパーレビ氏には「政権を掌握するために必要な組織基盤や統治機構が欠落している」とも付け加えた。(c)AFP/Fabien Zamora