ルーブル美術館館長、引責辞任 後任にベルサイユ宮殿総裁
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【2月26日 AFP】フランス・パリのルーブル美術館館長が引責辞任したのを受け、ベルサイユ宮殿のクリストフ・ルリボー総裁(62)が25日、ルーブルの新館長に就任した。
フランス政府のモード・ブレジョン報道官は、ルリボー氏が「セキュリティーや近代化など、同館の未来に向けた重要なプロジェクトを主導する」と述べた。
文化省はルリボー氏がルーブルの「信頼を回復しなければならない」として、新館長の役割に期待を示した。同館の労働組合も歓迎する意向だ。
フランス大統領府は24日、ローランス・デカール館長の辞任を発表した。
昨年10月、歴史的価値のある王室の宝飾品が同館から複数盗まれ、被害総額は8800万ユーロ(約160億円)に上った。また、労働組合によるストライキやチケット詐欺計画、水漏れなどにより、デカール氏への非難が相次いだ。
後任のルリボー氏は、18世紀の作品を専門とする美術史家。オルセー美術館などの館長を務めた後、2024年にはベルサイユ宮殿の総裁に任命された。(c)AFP