「私たちは幽霊」英国社会を陰から支える夜勤の外国人労働者
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■オフィス清掃員
肌寒いロンドン中心部で朝日が昇る中、ロクサーナ・パノソ・アルバさん(46、女性)は銀行のオフィス清掃の夜勤を終え、銀行員が出社する中で帰宅していた。
アルバさんのそのチーム(ほとんどが移民)は午後10時から午前7時まで、トイレ、キッチン、会議室、そして500以上の机を清掃している。
アルバさんの時給は、ロンドン生活賃金(最低限の生活水準を維持するために必要な生活費に基づく賃金額)の13.85ポンド(約2900円)だという。
南米ボリビア出身で結婚によりスペイン国籍を取得したアルバさんは、「スペインには仕事が残っていなかった」という理由で夫と共に英国に移住した。
アルバさんは6歳と15歳の子どもたちと昼間に一緒に過ごすため、また英語が話せず機会が限られているため、8年間にわたって夜勤をしてきた。
「夜勤は良くない。健康を害する」「(昼間は)寝なければならないのに、寝られない。少しでも音がすると眠れない」とアルバさんは語る。