【9月15日 AFP】イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相は14日、米国のマルコ・ルビオ国務長官のイスラエル訪問は両国の強固な関係を示すものだと述べた。

ルビオ氏はこの日、ネタニヤフ首相や米国のマイク・ハッカビー駐イスラエル大使とともに、エルサレムの聖地「嘆きの壁」で祈りをささげた。

その後ネタニヤフ首相は、この訪問がイスラエルと米国の同盟が「われわれが今触れた嘆きの壁の石のように強く、揺るぎないことを示している」と述べ、ルビオ氏とドナルド・トランプ米大統領の下で、「同盟はかつてないほど強固になっている」とも語った。

ルビオ氏は15日にネタニヤフ首相らとの会談を行い、16日に出国する予定となっている。

イスラエルは、カタールでイスラム組織ハマスの幹部らを標的とした空爆を行い、広く批判を受けている。

米国の同盟国で、ガザ停戦交渉の仲介役でもあるカタールを標的とした攻撃を受け、アラブ・イスラム諸国の指導者たちはドーハに集まり、連帯を示している。

カタールのムハンマド・ビン・アブドルラフマン・サーニ首相は14日、「国際社会が二重基準をやめ、イスラエルが犯したすべての犯罪を罰する時が来た」「イスラエルが攻撃を続ける理由は、国際社会が沈黙し、責任を問わないことにある」と述べた。(c)AFP