【9月1日 AFP】全米オープンテニスは8月31日、男子シングルス4回戦などが行われ、大会第2シードのカルロス・アルカラス(スペイン)と第7シードのノバク・ジョコビッチ(セルビア)は、準決勝での直接対決に向けて8強入りを果たした。

5度の四大大会(グランドスラム)制覇を誇るアルカラスはアルトゥール・リンデルクネシュ(フランス)を7-6(7/3)、6-3、6-4で下しており、今大会はここまで1セットも落としていない。

準々決勝でアルカラスは、第20シードのイジー・レヘチカ(チェコ)と対戦する。

グランドスラム通算25回目の優勝を目指す38歳のジョコビッチは、ジャン・レナード・ストラフ(ドイツ)を6-3、6-3、6-2で撃破した。

次戦は、男子米国勢で唯一勝ち残っている第4シードのテイラー・フリッツと相まみえる。フリッツはトマス・マハッチ(チェコ)をわずか1時間38分のストレートで退けた。

女子シングルス4回戦では、前回女王のアリーナ・サバレンカがクリスティーナ・ブクサ(スペイン)を6-1、6-4で圧倒。グランドスラムでは12大会連続となる8強入りを記録している。準々決勝では2023年のウィンブルドン選手権を制したマルケタ・ボンドロウソバ(チェコ)が待ち受ける。ボンドロウソバは第9シードのエレナ・ルバキナ(カザフスタン)を6-4、5-7、6-2で下した。

またもう一人のチェコ選手で、全仏オープンとウィンブルドンでの優勝経験を持つバルボラ・クレイチコバは、マッチポイントを8度セーブし、1-6、7-6(15/13)、6-3でテイラー・タウンゼント(米国)から大逆転勝利を挙げた。(c)AFP