テキサス新区割り、共和党寄りに トランプ氏「絶好の機会」
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【8月24日 AFP】米テキサス州の州議会は23日、共和党に有利とされる新たな選挙区の区割り変更案を可決した。ドナルド・トランプ米大統領は24日、同案を「来年の中間選挙で議会支配を維持するための絶好の機会」と称賛した。
テキサス州上院は、共和党寄りの新たな選挙区5区を設けるための区割り案を承認。8時間以上にわたる激しい議論の末、党派に沿った投票で18対11で可決した。同法案をめぐっては先週、民主党議員が採決阻止を狙って一時州外に逃亡したことで2週間の延期を余儀なくされる中、下院で採択されていた。
トランプ氏は自身のSNS「トゥルース・ソーシャル」に「新しい地図はテキサスの素晴らしい人々に、2026年の中間選挙で5人の新しいMAGA共和党員を選出する絶好の機会を与える。これはわれわれのアメリカ・ファースト・アジェンダにとって大きな勝利だ」と投稿した。
テキサス州のグレッグ・アボット知事は、法案に迅速に署名する意向を示している。
今回の投票は、全国的に注目を集めた党派的区割り、いわゆるゲリマンダーリングをめぐる数週間にわたる劇的な政治劇を締めくくるものとなった。(c)AFP