パレスチナ赤新月社、ガザ本部への攻撃で職員死亡と発表
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【8月3日 AFP】パレスチナ赤新月社は3日、パレスチナ自治区ガザ地区ハンユニスにある本部がイスラエルの攻撃を受け、職員1人が死亡し、3人が負傷したと発表した。
「イスラエル軍によるハンユニスの本部への攻撃で、パレスチナ赤新月社の職員1人が死亡し、3人が負傷した。また、建物の1階に火災が発生した」とX(旧ツイッター)に投稿した。
「攻撃の初期の瞬間を捉えた」とされる動画には、建物内で火災が発生し、床が瓦礫に覆われた様子が映っていた。
攻撃の2日前には、米国のスティーブ・ウィトコフ中東担当特使が、ガザ地区で米国が支援する食料配給所を訪問し、食料搬入の取り組みを視察したばかりだった。
国連人道問題調整事務所(OCHA)によると、3月にもガザ南部でイスラエル軍の攻撃により、赤新月社の職員8人、ガザ民間防衛機関の職員6人、国連パレスチナ難民救済事業機関の職員1人が死亡している。(c)AFP