【7月31日 AFP】サッカー親善試合は30日、横浜の日産スタジアムで行われ、イングランド・プレミアリーグ王者のリバプールは、新加入のフロリアン・ビルツの得点などでJリーグ1部(J1)の横浜F・マリノスに3-1で逆転勝利した。

リバプールは試合を通じて支配したものの、55分にマリノスの植中朝日に先制点を許した。それでも62分、約6万5000人の観衆の前で、モハメド・サラーのパスを受けたビルツがペナルティーエリアから右足のシュート決め、新加入後初得点で同点に追いついた。

この日ルイス・ディアスがドイツ・ブンデスリーガ1部のバイエルン・ミュンヘンに移籍したリバプールはその後、68分にトレイ・ニョニが逆転ゴールを決めると、87分にリオ・ングモハが追加点を奪った。

ブンデスリーガのバイヤー・レバークーゼンからの大型移籍で加入したビルツは「初ゴールを決められて本当にうれしい。これからもっと取りたい」と述べた。

リバプールのアルネ・スロット監督は逆転勝利には満足しているものの、チャンスを逃したことには不満を示し、「厳しいトレーニングや暑さの影響かもしれない」「それ(チャンスを逃したこと)は改善しなければならない点だ」と述べた。

キックオフ前には、今月初めに交通事故で亡くなったジオゴ・ジョタ選手への追悼が行われた。(c)AFP