ボローニャがミラン下しイタリア杯制覇 51年ぶりの栄光
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【5月15日 AFP】サッカーイタリア杯は14日、伊ローマのスタディオ・オリンピコで決勝が行われ、ボローニャが1-0でACミランを下し、51年ぶりとなる主要大会のトロフィーを獲得した。
53分にダン・エンドイェが得点を挙げ、ボローニャに1973-74年のイタリア杯制覇以来となる歴史的な勝利をもたらした。
エンドイェは「厳しい試合だったが、僕らは自分たちのために、街のために、そしてファンのために勝利した」「すべてを正しく行い、適切なタイミングでゴールを決めて、真のチームとして機能した」と述べた。
最後の優勝以降は主要大会の決勝に駒を進めたことがなかったボローニャだが、ティアゴ・モッタ前監督の後任に就いたビンチェンツォ・イタリアーノ監督が見事な仕事を成し遂げた。この勝利は、イタリアーノ監督にとっても指揮官として初のメジャータイトルとなった。イタリアーノ監督は前所属のフィオレンティーナで、2022-23シーズンのイタリア杯を含め、3度決勝戦で敗れていた。
一方でミランは、故シルビオ・ベルルスコーニ氏がオーナーを務めていた2002-03シーズンに欧州チャンピオンズリーグとともにイタリア杯を制したのが最後の大会優勝となっており、悪夢のシーズンでまたしても痛い敗北を喫した。
ライバルのインテルがチャンピオンズリーグ決勝に進出し、セリエA連覇にチャレンジしている一方、ミランはリーグ戦8位で欧州大会の出場権獲得を目指している。(c)AFP