【4月29日 CGTN Japanese】中国の「市場参入ネガティブリスト(2025年版)」が24日に発表され、市場参入規制がいっそう緩和されました。これまで実施されてきた2022年版に比べ、2025年版では項目数が117項目から106項目に削減されています。

 2025年版では、印章彫刻業が許可制から届出制に変更されるなど、全国的な参入規制に関する8項目が削除されました。また、新たな通信業務の試験的運営やテレビドラマの制作、林木種子の輸入など全国統一で適用される参入規制のうち、8項目が削除されました。同時に、交通・物流や車両リースサービスなどに関する地方レベルの17項目も削除されました。

 市場参入規制の緩和が進められる一方、無人航空機の運営や電子タバコをはじめとする新たなタバコ製品の生産・卸売・小売などに関する新業態、新分野がネガティブリストに組み入れられ、社会や国民生活などに関わる一部の業務についての管理措置が適切に見直されました。今後も、市場参入の公平性と透明性を高めるため、ネガティブリストの見直しが継続される見通しです。(c)CGTN Japanese/AFPBB News