【9月19日 AFP】米大リーグ(MLB)のシカゴ・ホワイトソックス(Chicago White Sox)は、近代野球では史上最も惨めなシーズンを耐え忍ぶ中、最多敗戦記録の更新を避けるべく奮闘している。

 チームは18日に行われた敵地でのロサンゼルス・エンゼルス(Los Angeles Angels)戦で、3度リードをふいにして延長13回の末に3-4で敗れ、今季残り9試合で36勝117敗となった。MLBの1シーズン最多敗戦記録は1962年にニューヨーク・メッツ(New York Mets)が記録した120敗。また、2003年のデトロイト・タイガース(Detroit Tigers)が喫した119敗がア・リーグ記録となっている。

 6週間前にプレーオフ出場の夢が消えたホワイトソックスは、敵地でのサンディエゴ・パドレス(San Diego Padres)戦、ホームでのエンゼルス戦、敵地でのタイガース戦をそれぞれ3試合戦い、29日にシーズン終了となる。

 7月10日から8月5日にかけては21連敗を喫し、1988年にボルティモア・オリオールズ(Baltimore Orioles)が残したア・リーグ記録に並んだ。数日後に28勝89敗の成績でペドロ・グリフォル(Pedro Grifol)監督を解任し、グレイディー・サイズモア(Grady Sizemore)氏を暫定指揮官に昇格させている。

 今季ここまでの本塁打123本、得点470、打点449、チーム打率.222、そして与四死球569はMLB最下位の数字で、失点782、チーム防御率4.82もア・リーグ最下位の数字となっている。

 起用した選手数も60人で球団史上最多を更新。過去2シーズンで才能ある選手が流出し、育成システムのトッププロスペクトでさえ今や助けにならない。

 サイズモア暫定監督は「現時点では、われわれはもっと良くなろうと努力し、力強く終わろうとしている。記録がどうであれ、これが現状であり、われわれの求めているものではない」と述べている。

 また、ホワイトソックスのジェリー・ラインズドルフ(Jerry Reinsdorf)オーナーは先週、「球団の全員が今シーズンの結果にとても不満を持っている」と述べていた。

「今年は誰にとっても、とりわけファンにとっては非常につらい年になった。われわれは一夜にしてここにたどり着いたわけではないし、解決策も一夜にして得られるものではない」 (c)AFP