【9月19日 AFP】米大リーグ(MLB)は18日、各地で試合が行われ、ミルウォーキー・ブルワーズ(Milwaukee Brewers)がナ・リーグ中地区優勝を決め、プレーオフ進出一番乗りを果たした。

 ブルワーズはこの日のフィラデルフィア・フィリーズ(Philadelphia Phillies)戦を前に、同地区のシカゴ・カブス(Chicago Cubs)がオークランド・アスレチックス(Oakland Athletics)に敗れたことを受け、地区タイトル獲得が確定した。

 ブルワーズの地区優勝は直近4年で3度目で、プレーオフ進出は同7年で6度目。

 今季は元サイ・ヤング賞(Cy Young Award)投手のコービン・バーンズ(Corbin Burnes)がトレードで退団すると、主力選手の負傷者も続出し、序盤は厳しいシーズンになるとみられていた。

 カブスに移籍したクレイグ・カウンセル(Craig Counsell)前監督の後任として今季から就任したパット・マーフィー(Pat Murphy)監督も「うちにはスーパースターがいない」と認めつつ、その中でウィリー・アダメス(Willy Adames)やウィリアム・コントレラス(William Contreras)といった選手が見事な活躍を見せてくれたと称賛した。(c)AFP