【9月8日 AFP】ラグビー南半球4か国対抗戦、ザ・ラグビーチャンピオンシップ(The Rugby Championship 2024)は7日、第4節が各地で行われ、アルゼンチンは開始30分での14点差をひっくり返し、67-27でオーストラリアから逆転勝利を収めた。

 前週は10-0からオーストラリアに逆転負けを喫していたロス・プーマス(Los Pumas、アルゼンチン代表の愛称)だったが、この日はそのリベンジを果たした。一方のワラビーズ(Wallabies、オーストラリア代表の愛称)は、最多失点記録を更新する大敗となった。

 前半は一時20-3と大きくリードしたオーストラリアに対し、アルゼンチンは反撃に出て17-20と点差を縮めてハーフタイムを迎えると、後半に入って敵陣に攻め込み最終的には合計9トライを奪った。

 オーストラリアにとっては、1997年に敵地で南アフリカに奪われた61点を上回る最多失点。また40点差での敗戦は、2008年に同じくアウェーの南アフリカ戦でつけられた45点差での黒星に次ぐ得点差となった。

 この結果アルゼンチンは、首位南アフリカと8ポイント差ながら勝ち点10で2位に浮上。この日南アフリカがニュージーランドに勝利しているため、史上初の優勝のためには残り2試合で南アフリカに2連勝しなければならない。

 一方敗れたオーストラリアは、最下位に沈んでいる。(c)AFP