トランプ氏、ウクライナ直接協議出席を検討 プーチン氏参加は不明
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【5月13日 AFP】ドナルド・トランプ米大統領は12日、トルコ・イスタンブールで15日に行われる見通しのロシアとウクライナの停戦に向けた直接協議について、自身も出席することを検討していることを明らかにした。
トランプ氏は中東歴訪に出発する前にホワイトハウスで記者団に対し、「(イスタンブールに)飛ぶことを考えていた」と語り、「役に立つと思えば」協議に参加するとの意向を示した。
ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領はこの日、協議に出席する予定であることを改めて確認した。ゼレンスキー氏はトランプ氏参加への期待も表明しており、ロシアのウラジーミル・プーチン大統領との「直接かつ中身を伴う協議」に臨む用意があると述べていた。
一方、ロシア大統領府(クレムリン)のドミトリー・ペスコフ報道官は、イスタンブールには誰が行くのかとの記者団からの質問に対し、「われわれは長期的な平和的解決を実現するために集中して真剣に検討している」と語るにとどめ、直接の回答は控えた。(c)AFP/Stanislav DOSHCHITSYN