【5月13日 AFP】テニス、イタリア国際は12日、女子シングルス4回戦が行われ、大坂なおみは4-6、6-3、6-7(4-7)でペイトン・スターンズ(米国)に敗れた。

大坂は前週に下部大会のサンマロ・オープンを制し、今大会に臨んでいたが、これで1月のASBクラシック決勝で敗れて以降、ツアーレベルでは4回戦を突破できずにいる。

一方のスターンズは、第5シードのマディソン・キーズ(米国)を破った3回戦に続き、大物食いを果たした。準々決勝では、第16シードのエリナ・スビトリーナ(ウクライナ)と対戦する。スビトリーナは第29シードのダニエル・コリンズ(米国)を6-4、6-2で下して勝ち上がった。

第1シードのアリーナ・サバレンカは、マルタ・コスチューク(ウクライナ)を6-1、7-6(10-8)で退け、ベスト8入りを決めた。

世界ランキング1位のサバレンカは、優勝したマイアミ・オープンとマドリード・オープンを含む直近4大会すべてで決勝に進出しており、前回覇者のイガ・シフィオンテク(ポーランド)が3回戦で敗退したこともあり、今大会の優勝候補筆頭とされている。

今季3度目のWTA 1000優勝を目指し、準々決勝では第8シードの鄭欽文(中国)と対戦する。

第4シードのココ・ガウフ(米国)は、エマ・ラドゥカヌ(英国)に6-1、6-2で快勝し、第7シードのミラ・アンドレーワとの準々決勝に駒を進めた。

第6シードのジャスミン・パオリーニ(イタリア)は、第17シードのエレナ・オスタペンコ(ラトビア)を7-5、6-2で下した。準々決勝では、第13シードのディアナ・シュナイダーと対戦する。(c)AFP/Terry DALEY