【1月17日 AFP】中国の国家統計局(National Bureau of Statistics)は17日、2023年末時点での総人口が14億967万人と、前年に比べ208万人減少したと発表した。

 61年ぶりに初めて人口が減少した2022年から2年連続の減少となった。昨年の減少幅は、22年の85万人から2倍以上となっており、人口減少に拍車が掛かっている。

 中国政府は、2016年に「一人っ子政策」を緩和し、21年には子どもを3人までもうけることを認めた。

 しかし昨年、総人口でインドに抜かれ、政府は補助金やプロパガンダによる少子化対策に力を入れている。(c)AFP