【5月11日 AFP】来週行われる男子ゴルフのメジャー第2戦、全米プロゴルフ選手権(2023 PGA Championship)のエントリーリストが10日に発表され、先日に右足首の手術を受けたタイガー・ウッズ(Tiger Woods、米国)の欠場が正式に決まった。今大会でキャリアグランドスラムを目指すジョーダン・スピース(Jordan Spieth、米国)は、負傷中だがリストに名を連ねた。

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 全米プロを4度制すなど、メジャー通算15勝を誇るウッズは、第3ラウンドを前に棄権した先月のマスターズ・トーナメント(The Masters Tournament 2023)後に手術を受け、復帰時期は未定となっている。

 ウッズ以来のキャリアグランドスラム達成まで、残すは全米プロのタイトルのみとなっているスピースは、左手首のけがで今週のAT&Tバイロン・ネルソン(AT&T Byron Nelson 2023)を欠場しており、全米プロに出場できるかは微妙な状況だ。スピースは同大会の欠場に際し、「一刻も早い回復に集中している」としつつ、医師からは手首を休めて動きを制限する必要があると伝えられたと説明している。

 今大会には、先日のマスターズで2位タイに入ったフィル・ミケルソン(Phil Mickelson、米国)やブルックス・ケプカ(Brooks Koepka、米国)らメジャー優勝経験者を筆頭として、サウジアラビアが後援するLIVゴルフリーグ(LIV Golf League)勢も参戦する。

 今年の全米プロは米ニューヨーク州ロチェスター(Rochester)のオークヒルCC(Oak Hill Country Club)で開催される。(c)AFP