【4月20日 AFP】サウジアラビアが後援する男子ゴルフのLIVゴルフリーグ(LIV Golf League)で最高経営責任者(CEO)を務めるグレッグ・ノーマン(Greg Norman)氏は20日、女子サーキットの創設を検討中で、参加を希望する欧米ツアーの選手に接触していると明かした。

 サウジアラビアの政府系ファンド「公的投資基金(Public Investment Fund)」が資金を援助するLIVゴルフは、高額の契約金で米ツアー(US PGA Tour)などから選手たちを引き抜き、ゴルフ界に混乱をもたらしている。

 その中でノーマン氏は、女子プロゴルフでも同様のことを行おうと考えている。

 オーストラリアでは初となるLIVゴルフの大会開催を控えたノーマン氏は「それについては定期的に内部で話し合っている」とし、「米国女子ゴルフツアー(US LPGA Tour)、女子欧州ツアー(LET)の選手と個人的に話し合いをしてきている。彼女たちは、われわれのツアーが示しているものをとても気に入ってくれている」と述べた。

「彼女らは『どうすれば参加できるのか』と尋ねてくる。ぜひともLIVゴルフの女子シリーズを見てみたい」 (c)AFP