【4月7日 AFP】中国を訪問しているフランスのエマニュエル・マクロン(Emmanuel Macron)大統領は6日、北京で習近平(Xi Jinping)国家主席と会談し、ウクライナ問題をめぐり「ロシアの目を覚まさせる」よう呼び掛けた。

 仏外交筋によると、マクロン氏はさらに習氏に対し、ウクライナに侵攻するロシアに武器を供与しないよう要請。一方の習氏は、ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー(Volodymyr Zelensky)大統領としかるべき時に電話会談を行う準備があると表明した。

 マクロン氏に同行した欧州連合(EU)欧州委員会(European Commission)のウルズラ・フォンデアライエン(Ursula von der Leyen)委員長は、習氏との会談後の記者会見で、同氏がゼレンスキー氏との電話会談に前向きな姿勢を示したことを歓迎した。(c)AFP