ウクライナに攻撃された場合のみ参戦 ベラルーシ大統領
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【2月16日 AFP】ベラルーシのアレクサンドル・ルカシェンコ(Alexander Lukashenko)大統領は16日、ウクライナ軍が先に攻撃を仕掛けてきた場合に限って、ロシアと共にウクライナへの攻撃に加わるとの考えを示した。
ルカシェンコ氏は首都ミンスクで行った外国人記者向けの会見で、「私はロシアと共に戦う用意がある。ただしそれはただ一つの場合に限られる。(ウクライナの)兵士が1人でも銃を携えて、わが国民を殺害するために国内に来た場合のみだ」と述べた。
さらに、「これは他の近隣諸国にも適用される。もし彼らがベラルーシを侵略するなら、われわれの対応は極めて無慈悲なものになる」と強調した。
ベラルーシは昨年2月に始まったロシアによるウクライナ侵攻で、ロシア軍が自国領内から進撃するのを容認。しかしルカシェンコ氏は、ウクライナには派兵しないと表明している。
ただ、ベラルーシが参戦するのではないかとの懸念は深まっている。ロシアのウラジーミル・プーチン(Vladimir Putin)大統領は先月、ベラルーシとの共同軍事訓練センターの設置を支持する考えを示している。(c)AFP