ロナウドが涙 ポルトガル敗退、悲願のW杯優勝ならず
発信地:ドーハ/カタール
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【12月11日 AFP】10日に行われたサッカーW杯カタール大会(2022 World Cup)準々決勝でモロッコに敗れ、W杯初優勝の夢を逃したポルトガルのクリスティアーノ・ロナウド(Cristiano Ronaldo)が、試合後の通路で涙を流した。
チームが6-1で大勝したスイスとの決勝トーナメント1回戦でまさかの先発落ちとなっていたロナウドは、この日もベンチスタート。1点を追う状況で後半開始直後に投入され、チームを救う仕事が期待されたが、なかなか試合に絡めなかった。
試合終了の笛が響くと、1-0で番狂わせを演じたモロッコの選手が歓喜に沸くのとは対照的に、悲嘆に暮れたロナウド。ピッチをすぐに後にし、通路では涙が頬を伝った。
ポルトガルを率いるフェルナンド・サントス(Fernando Santos)監督は試合後、「最も落ち込んでいる2人を挙げるとすれば、クリスティアーノ・ロナウドと私になるだろう」と話し、「それも競技の一部であり、われわれの仕事の一部だ」と語った。
ロナウドは今大会の開幕直後、所属していたイングランド・プレミアリーグのマンチェスター・ユナイテッド(Manchester United)を退団。現在は無所属の状態となっており、今後はクラブレベルでの将来を決めていくことになる。(c)AFP