【11月13日 AFP】ラグビーテストマッチが12日、英ロンドンのトゥイッケナム・スタジアム(Twickenham Stadium)で行われ、日本は13-52でイングランドに完敗した。

 イングランドはガイ・ポーター(Guy Porter)がテストマッチ初の2トライを記録した他、マーカス・スミス(Marcus Smith)も2トライを決めるなど合計6トライに加えペナルティートライも獲得。主将のオーウェン・ファレル(Owen Farrell)はコンバージョンをすべて成功させた。対する日本は、59分に斎藤直人(Naoto Saito)が決めた1トライにとどまった。

 秋のテストマッチシリーズに臨んでいるイングランドは、シリーズ初戦となる前週のアルゼンチン戦では、日本と同様に来年のW杯フランス大会(Rugby World Cup 2023)のプールステージで当たる相手に対し、29-30とふがいない結果に終わったが、この日は打って変わった積極的な姿を見せた。

 エディー・ジョーンズ(Eddie Jones)ヘッドコーチ(HC)は、「自分たちらしいプレーができた。先週は先を見すぎていて、それは私のミスだったが、きょうは集中していた」とコメントした。

 一方、10月のニュージーランド戦では31-38の接戦を演じた日本のジェイミー・ジョセフ(Jamie Joseph)HCは、「きょうは相手の方が上だったし、大きなプレッシャーを受けた」と振り返り、「脱帽するしかない。経験という意味では非常にいい試合だった。われわれの目標はW杯だ」と話した。(c)AFP/Julian Guyer