【11月7日 AFP】ラグビーテストマッチが6日、英ロンドンのトゥイッケナム・スタジアム(Twickenham Stadium)で行われ、アルゼンチンがエミリアーノ・ボフェッリ(Emiliano Boffelli)の活躍でイングランドを30-29で下し、同スタジアムで通算2度目の勝利を挙げた。

 来年に予定されているW杯フランス大会(Rugby World Cup 2023)の初戦で激突する両チームの一戦で、アルゼンチンはボフェッリの25得点などでイングランド相手の連敗を10試合でストップさせた。

 ボフェッリはアマゾンプライムビデオ(Amazon Prime Video)に対し「ハーフタイムに僅差を保たなければならないと話していたら、(後半に)二つのトライを奪った」とすると、「トゥイッケナムで25点を挙げられるなんて最高! チーム全体が自分たちの仕事をした」と続けた。

 またボフェッリは「誰もがコーチとしての彼を知っている。彼は経験豊富で、僕たちを信頼してくれている」と、今年のニュージーランド戦でチームを初の勝利に導いたマイケル・チェイカ(Michael Cheika)ヘッドコーチ(HC)に敬意を表した。

 一方、敗れたイングランドのエディー・ジョーンズ(Eddie Jones)HCは、冷静さを欠いたチームを嘆いた。

「良い形でフィニッシュできず、まとまりに欠けた」と振り返った指揮官は、「不十分なのは理解している」と続けた。(c)AFP/Julian Guyer