【5月29日 AFP】スペイン1部リーグのレアル・マドリード(Real Madrid)へは移籍せず、フランス・リーグ1のパリ・サンジェルマン(Paris Saint-GermainPSG)に残留したキリアン・エムバペ(Kylian Mbappe)について、フランス代表のディディエ・デシャン(Didier Deschamps)監督が28日、フランスサッカーにとっては非常に良いニュースだと話した。

 エムバペは21日、欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2021-22)でレアルに敗れたPSGとの契約を3年延長して世界を驚かせた。一方でスペイン側は、FCバルセロナ(FC Barcelona)のジョアン・ラポルタ(Joan Laporta)会長やスペインプロサッカーリーグ機構(LFP)のハビエル・テバス(Javier Tebas)会長が、PSGの結んだ新契約を痛烈に批判している。

 しかし、デシャン監督はスペイン側の怒りに引きずられたくないと話し、「彼(エムバペ)の選択だ」コメント。「キリアンがリーグ1に残ったのは、フランスサッカーにとって非常に良いことだ」とし、「彼はフランス人で、クラブに愛着を持っている」と語った。

「PSGも他の六つか七つのビッグクラブと同じように、国内リーグ優勝とチャンピオンズリーグ制覇を狙っている」

 自身は現役時代にイタリア・セリエAのユベントス(Juventus)で大きな成功を収めたデシャン監督は、エムバペにはこの後まだ国外へ移籍する時間は残されていると話している。

「今話題にしているのは若い選手(23歳)のことだ」

「もしかしたら、いつの日か彼も国外へ出るべきだと感じるときが来るかもしれない。もっとも今のリーグ1のレベルを考えれば、以前とは違って義務ではない」 (c)AFP