UEFAトップ「自分の心配すべきだ」 リーガ会長のPSG批判にくぎ
発信地:パリ/フランス
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【5月28日 AFP】欧州サッカー連盟(UEFA)のアレクサンデル・チェフェリン(Aleksander Ceferin)会長は27日、キリアン・エムバペ(Kylian Mbappe)のフランス・リーグ1、パリ・サンジェルマン(Paris Saint-Germain、PSG)残留を批判したスペインプロサッカーリーグ機構(LFP)会長の発言を受け、「各リーグは自分たちの状況を心配するべきだ」とくぎを刺した。
エムバペがスペイン1部リーグの王者レアル・マドリード(Real Madrid)移籍をやめ、PGSと新たに3年契約を結んだことについて、LFPのハビエル・テバス(Javier Tebas)会長は先日、「サッカーへの侮辱」だと猛反発した。
これに対してチェフェリン氏はAFPとのインタビューで、「全く同意できない。サッカー界では中傷するような話があまりにも多いが、各リーグは自分たちの状況を心配するべきだ」と主張。「あるリーグが他のリーグを批判するのは正しいとは思えない。私の知る限り、レアルがエムバペに提示したオファーは、PSGと似たようなものだった」と話した。
一方、フランスプロサッカーリーグ連盟(LFP)のヴァンサン・ラブルン(Vincent Labrune)会長も26日、AFPが確認したテバス会長宛ての書簡で、PSGとリーグ1への「攻撃」に関して「容認できないし、理解できない」と抗議していた。(c)AFP