英王室を45年撮り続けたカメラマン、女王を語る
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【6月1日 AFP】英大衆紙サン(Sun)のカメラマンとして、エリザベス女王(Queen Elizabeth II、96)を45年にわたり撮り続けてきたアーサー・エドワーズ(Arthur Edwards)氏(81)。女王在位70周年「プラチナジュビリー(Platinum Jubilee)」を控え、絶えず刺激を与えてくれる存在だとたたえる女王の人柄や王室の今後についてAFPに語った。
Q:女王はどのような人?
A:こちらがいつ訪ねても、常に同じで変わりません。ゆっくりと、自分のペースで振る舞います。動揺を見せることは絶対にありません。
女王はインタビューに応じたことがないので、物事に対する自身の考えは誰にも分かりませんが、女王の着付け係や、言葉を交わす人々から少しずつうかがい知ることができます。
例えば、女王は毎年、スコットランドのバルモラル城(Balmoral Castle)で休暇を過ごします。一度、他の所には行かないのですかと尋ねたところ、「では、どこに行けばいいのでしょう」という答えでした。
女官が笑って私のところに言いに来ました。女王はバルモラルが大のお気に入りなんですよと。理由を尋ねると、3か月間、誰にも注目されないからですと。
女王が犬や馬を好きなのは、自分が女王であることを知らない相手だからなのです。