【4月27日 AFP】サッカーウクライナ1部リーグは26日、ロシアによる軍事侵攻が2月に始まってから中断を余儀なくされていた今シーズンを打ち切りとし、優勝チームをなしにすると発表した。

 同リーグは発表文の中で、「2022年2月24日時点の順位を2021-22シーズンの最終順位とし、優勝チームはない」と記した。

「ウクライナサッカー協会(UAF)の執行委員会から承認を得るため、これに対応する決定が提出された」

 シーズンが中断になった際、首位に立っていたのはシャフタール・ドネツク(Shakhtar Donetsk)で、ディナモ・キーウ(Dynamo Kyiv)に2ポイント差をつけていた。この両チームには来季におけるチャンピオンズリーグ予選の出場権が与えられる見通しとなっている。

 同リーグはウインターブレーク後に再開されることはなく、2月24日のロシアによる侵攻開始を受けてすぐさま国内には戒厳令が敷かれた。(c)AFP