延期のW杯欧州予選POウクライナ戦は6月1日、FIFA発表
発信地:パリ/フランス
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【4月15日 AFP】国際サッカー連盟(FIFA)は14日、ロシアによる軍事侵攻で延期されていたW杯カタール大会(2022 World Cup)欧州予選プレーオフのスコットランド対ウクライナ戦を、6月1日に開催すると発表した。
当初3月24日に行われる予定だったこの試合は、ウェールズとスコットランドおよびオーストリアの支持を得た上で、FIFAがウクライナの要請を受け入れて日程を延期していた。同日行われたもう一つのプレーオフでは、ウェールズがオーストリアに勝利した。
この結果、英グラスゴーのハムデン・パーク(Hampden Park)で行われるスコットランド対ウクライナの勝者が、今年カタールで開催されるW杯本大会の出場権を懸けて、6月5日に英カーディフでウェールズと対戦する。
この3か国のうちで本大会出場を決めた欧州13番目のチームは、本戦でイングランドを筆頭に米国とイランが振り分けられたグループBに入る。初戦は11月21日の米国戦で、アフメド・ビン・アリ・スタジアム(Ahmad Bin Ali Stadium)が舞台となる。
2月24日にロシアの侵攻を受けて以降、ウクライナでは国内リーグがウインターブレーク後も再開できておらず、先の見えない中断が続いている。(c)AFP