中国鉄道局が「世界水準の技術」目指す 時速600キロのリニア開発など
発信地:中国
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【1月14日 CNS】中国の国家鉄道局はこのほど、第14次5か年計画(2021~2025年)における鉄道の技術革新計画を発表した。2025年までに輸送サービス技術の強化、技術のインテリジェント化、安全技術の改善、低炭素技術の導入など、世界をリードするレベルに技術水準を向上させる。
計画では、技術革新のため6つの「重要な任務」を提示。①高速度走行を可能にする車輪とレールの開発や、時速600キロの高速リニアモーターカー、チューブトンネル型高速列車などの開発推進②建造技術におけるブレークスルーや防災・減災技術の開発推進③旅客・貨物輸送サービス・効率の向上④スマート鉄道技術の研究開発強化、輸送ビッグデータの共有⑤安全予防制御システムの開発促進と緊急救助能力の向上⑥環境に優しいエネルギー供給技術の開発とエネルギー効率の改善-を挙げている。
また、技術革新システムを強化するため、企業のイノベーション支援、技術革新プラットフォームの構築、戦略的な人材の育成、グローバルな鉄道技術革新ネットワークとの統合を提示している。(c)CNS/JCM/AFPBB News