マンU暫定監督にラングニック氏 来季からはコンサルタントに
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【11月30日 AFP】イングランド・プレミアリーグのマンチェスター・ユナイテッド(Manchester United)は29日、ドイツ・ブンデスリーガ1部のRBライプツィヒ(RB Leipzig)などを率いたラルフ・ラングニック(Ralf Rangnick)氏を、今季終了までチームを率いる暫定監督として迎えると発表した。
ロシア1部リーグのロコモティフ・モスクワ(Lokomotiv Moscow)でスポーツ開発部門の責任者を務めていた63歳のラングニック氏は、労働許可証が発行され次第就任し、さらに来季からは2シーズンにわたってチームのコンサルタント職を担う。
ユナイテッドでは、オレ・グンナー・スールシャール(Ole Gunnar Solskjaer)前監督が成績不振で解任された後、アシスタントコーチを務めていたマイケル・キャリック(Michael Carrick)氏が暫定的に2試合を指揮している。
ユナイテッドへの加入を楽しみにしていると語ったラングニック氏は、4位と5ポイント差の8位に沈むチームの命運を好転させることに集中すると述べた。
「チームは才能にあふれており、若さと経験のバランスがとてもうまく取れている」と話したラングニック氏は、「これからの6か月間、そうした選手が個人として、そして何よりチームとして潜在能力を発揮できるように尽力する」と述べた。
「その後は、コンサルタントとしてクラブの長期目標に向けたサポートを楽しみにしている」
労働許可証の問題がすぐに解決すれば、12月2日のアーセナル(Arsenal)戦が初采配になるかもしれない。ラングニック氏の手続きが完了するまでは、キャリック氏が引き続きチームを率いる。(c)AFP/John WEAVER