中国の若者の半分強が179万円以上の資産 企業の中核担う1990年代生まれ
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【10月22日 CNS】中国では、インターネットとともに成長した「90後(1990年代生まれ)」の若者が企業の中核を占めるようになっている。求人企業の猟聘(Liepin)がビッグデータを活用したリポートによると、90後世代が企業の管理職に占める割合は2018年の17.3%から2020年には24.1%に増えた。
90後世代の29.5%は就職後に別の都市へ移住しており、大都市の北京市、上海市、広州市(Guangzhou)、深セン市(Shenzhen)と周辺都市間の移住が多い。厦門大学(Xiamen University)経済学部の丁長発(Ding Changfa)准教授は「東部の長江デルタ経済地域と南部の珠江デルタ経済地域には多くの新興都市があり、就業の選択肢が多い」と分析する。
子どものころから豊かな生活を送っている90後世代は「貯金をせず、給料を使い果たす」イメージがあるが、リポートでは91.2%が「お金を節約する習慣がある」と回答。保有する資産は「5万元(約89万円)未満」が21.7%、「5万〜10万(約89万~179万円)」が26.1%、「10万〜30万元(約179万~538万円)」が最も多い27.3%、「30万~50万元(約538万~897万円)」が14.3%、「50万~100万元(約897~1794万円)」が4.5%、「100万~300万元(約1794万~5383万円)」が5.2%、「300万元以上」が0.9%だった。半数強が10万元以上の資産を持っている計算だ。
また、残業は現代のサラリーマンには避けられないテーマだ。リポートによると、90後世代の76.7%が日常的に残業しており、残業時間は90%以上が「1〜3時間」、5.8%は「3時間以上」、3.6%は「1時間未満」という。(c)CNS-第一財経/JCM/AFPBB News