【10月14日 CNS】中国・上海市市場監督管理局は、飲食企業の「上海和家餐飲管理集団(Hejia Restaurant)」が虚偽の広告を掲載したとして35万元(約615万円)の罰金を科したと公表した。

 上海和家は日本食チェーン「和番丼飯」と「奈良小鹿」の運営に携わっているが、2020年9月から2021年4月にかけて、口コミ投稿サイト「大衆点評(Dazhong Dianping)」に「虚偽または誤解を招く広告」を掲載したとされる。このうち、2020年2月16日には「奈良小鹿」の公式サイトでウナギ弁当を「炭火で仕上げた日本産」と宣伝したが、実際の産地は福建省(Fujian)莆田市(Putian)と判明。日本からウナギを輸入したことは一度もなかった。

 2020年8月には「和番丼飯」の公式サイトでフランチャイズ店の参加者を求める際、「2~3人で日本料理店が経営できる。参加すれば即もうかる!」と誇大宣伝をしていた。(c)CNS-中新経緯/JCM/AFPBB News