【8月23日 AFP】ブエルタ・ア・エスパーニャ(Vuelta a Espana 2021)は22日、第9ステージ(プエルトルンブレラスからアルトデベレフィケ、188キロ)が行われ、バーレーン・ヴィクトリアス(Bahrain Victorious)のダミアーノ・カルーゾ(Damiano Caruso、イタリア)がステージ優勝を果たした。

 2位に入ったチーム・ユンボ・ビスマ(Team Jumbo Visma)のプリモシュ・ログリッチ(Primoz Roglic、スロベニア)が総合首位の座を固め、3位にはモビスター・チーム(Movistar Team)のエンリク・マス(Enric Mas、スペイン)が入った。

 一方、アルトデベレフィケ(Alto de Velefique)の山頂フィニッシュへ向けた13.2キロの上り坂の終盤で、総合勢の争いが激しくなる中、イネオス・グレナディアーズ(Ineos Grenadiers)のエガン・ベルナル(Egan Bernal、コロンビア)はログリッチとマスについていけなかった。

 ログリッチと1分52秒差の総合5位となったベルナルは「チームとして全力を出そうと決めていたが、実際には他にも強力な選手がいて、気持ちを切り替えて別の日に挑戦する以外の選択肢がなかった」とコメントした。

 23日は今大会最初の休養日となり、24日からは次の休養日まで丘陵ステージ四つ、平たんステージ一つ、山岳ステージ二つが待っている。(c)AFP