【6月14日 AFP】サッカー欧州選手権(UEFA Euro 2020)は13日、グループCの試合が行われ、オーストリアは途中出場のミヒャエル・グレゴリッチュ(Michael Gregoritsch)とマルコ・アルナウトビッチ(Marko Arnautovic)がそれぞれ終盤にゴールを決め、主要国際大会初出場の北マケドニアを3-1で下した。

 ルーマニア・ブカレストに乗り込んだオーストリアは、シュテファン・ライナー(Stefan Lainer)のゴールで早々に先制したが、30分を前に37歳の主将ゴラン・パンデフ(Goran Pandev)に得点を許し、北マケドニアに追いつかれた。

 大会史上2番目の年長ゴールとなったパンデフの一撃に、大声援を送っていた北マケドニアのファンは歓喜した。

 しかし、グレゴリッチュが78分に勝ち越し弾を挙げると、アルナウトビッチも3点目をマークし、オーストリアは欧州選手権での初白星を挙げた。

 オーストリアを率いるフランコ・フォーダ(Franco Foda)監督は「とりわけ交代が功を奏した」と振り返り、「グレゴリッチュとアルナウトビッチがチームに新たな刺激をもたらしてくれた。全体を通して、ふさわしい勝利だったと思う」と続けた。

 17日の2戦目で、オーストリアはアムステルダムに移動してオランダと対戦し、北マケドニアは初戦と同じブカレストでウクライナと顔を合わせる。(c)AFP