ビエルサ監督 自身の契約延長求めるリーズに待った
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【2月23日 AFP】イングランド・プレミアリーグ、リーズ・ユナイテッド(Leeds United)のマルセロ・ビエルサ(Marcelo Bielsa)監督は22日、自身の契約を延長するか否かの決断を、シーズン終了まで待った方がクラブにとっては好都合だろうと語った。
昨年、リーズがプレミアリーグに昇格した後、1年の契約延長にサインしたアルゼンチン人指揮官は、これは自身がクラブにとどまりたくないという意味ではないとしている。
「会長が私に契約延長を申し出ているのに、私がそれを先延ばしにしているようにみえてしまうから、まずは強調しておきたい」と語ったビエルサ監督は、「クラブ側が私よりも、私に残ってほしいように思っていると解釈されるかもしれないが、そうではない」と語った。
「決してクラブの上に立ちたいなどとは思っていない。繰り返しになるが、リーズでの仕事を終えるまで、他の選択肢に手をつけるつもりはない」
16年ぶりにプレミアに復帰したリーズはここ4試合で3敗を喫しており、現在は12位につけているが、その大胆で攻撃的なプレーは絶賛されており、降格圏には勝ち点10差をつけている。
リーズのアンドレア・ラドリッツァーニ(Andrea Radrizzani)会長は、ビエルサ監督の続投を望んでおり、クラブ側も指揮官の決断を待っていると明言している。
23日にサウサンプトン(Southampton FC)戦を本拠地エランド・ロード(Elland Road)に迎える中、ビエルサ監督は、残り3分の1のシーズンがシナリオを変える可能性があるとコメントしている。
「クラブがシーズン終了前に答えを必要とするのならば、私はその前に答えるだろう」
「もしそうなった場合は、シーズン終盤に何が起こるかを考えるべきではないかと、時間をかけて伝えるつもりだ」 (c)AFP