【10月4日 AFP】20-21イングランド・プレミアリーグは3日、第4節の試合が行われ、マンチェスター・シティ(Manchester City)はリーズ・ユナイテッド(Leeds United)との白熱の一戦を1-1で引き分けた。

 前節、ホームでレスター・シティ(Leicester City)に2-5と大敗を喫したシティのジョゼップ・グアルディオラ(Josep Guardiola)監督は、大枚をはたいて獲得したばかりのルベン・ジアス(Ruben Dias)を、敵地エランド・ロード(Elland Road)での一戦に先発起用。試合は両ゴール前でいくつもチャンスが生まれる面白い展開となり、ジアスも奮闘した。

 16分、ペナルティーエリア左端からインサイドに切れ込んだラヒーム・スターリング(Raheem Sterling)が低いシュートをファーサイドに蹴り込み、シティはふさわしい先制点を手にした。

 しかし、シティは序盤に主導権を握りながらもゴールを積み重ねられなかったことが響き、59分にはGKエデルソン(Ederson Santana de Moraes)のミスを突いたロドリゴ(Rodrigo Moreno Machado)にボールを押し込まれ、リーズに同点を許した。

 師と仰ぐマルセロ・ビエルサ(Marcelo Bielsa)監督との一戦についてグアルディオラ監督は「良かった。両チームが攻撃を志向すると良い試合になる。最初の30分は素晴らしいものだった」「リーズとの試合は簡単ではない。あちらはどれほどの力量があるかを示した」と振り返った。

 一方、昇格組のリーズにとってこの野心的なパフォーマンスは、ビエルサ監督の攻撃的なプレーへのこだわりが、プレミアでも花開くことができるのを、さらに証明するものとなった。

 ロドリゴは「リーズは長い間このリーグに上がることを待っていたけれど、その準備ができていることを示したと思う」とコメントしている。

 シティはこれでリーグ3試合を終えてわずか1勝にとどまっており、王者リバプール(Liverpool FC)が今季4試合目となる4日のアストン・ビラ(Aston Villa)戦で勝利すれば、その勝ち点差は8に広がる。(c)AFP/Kieran CANNING