【2月19日 AFP】英国とカナダは18日、ミャンマー国軍のクーデターを受けて、人権侵害を行ったとして国軍幹部らを制裁対象に指定すると発表した。

 英外務省は、ミャンマーの国防相と内相を含む国軍幹部3人を制裁対象に指定し、英企業とミャンマー軍事政権の取引中止を目指して見直しを開始したと発表。

 ドミニク・ラーブ(Dominic Raab)外相は、「英国は、ミャンマー国軍のクーデターと、アウン・サン・スー・チー(Aung San Suu Kyi)氏ら政治家たちの恣意(しい)的な拘束を非難する」と述べた。

 カナダのマルク・ガルノー(Marc Garneau)外相は、ミャンマーの国軍幹部9人を制裁対象に指定すると発表した。

 これに先立ち、米国もミャンマー国軍を対象とする制裁を発表していた。(c)AFP