【12月3日 AFP】ドナルド・トランプ(Donald Trump)米大統領は、ジョー・バイデン(Joe Biden)氏が勝利確実との結果を覆そうとする取り組みがいずれも阻まれ孤立が深まる中、2024年の大統領選に出馬することを公の場で示唆した。

 トランプ氏は1日、ホワイトハウス(White House)で開かれたクリスマスパーティーでゲストらを前に、「素晴らしい4年間だった。私たちはさらに4年間できるよう、取り組んでいる。そうでなければ、4年後に会おう」と話した。11月3日の大統領選投票日から1か月近くがたった現在も、トランプ氏は民主党の対立候補バイデン氏に対し、敗北を認めていない。

 トランプ氏はホワイトハウスに閉じこもり、公の場に出ることを最小限に抑えている。一方、大統領選で不正があったとの怒りをあらわにした投稿を依然としてツイッター(Twitter)で続けている。

 NBCニュース(NBC News)によると、トランプ氏は、バイデン氏の大統領就任式が行われる来年1月20日、2024年大統領選に向けた選挙運動を開始する可能性について、側近らと協議したという。トランプ氏は就任式に出席しない意向とみられている。(c)AFP/Jerome CARTILLIER