【8月20日 AFP】AFPが各国当局の発表に基づき日本時間19日午後8時にまとめた統計によると、世界の新型コロナウイルスによる死者数は78万1194人に増加した。

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 中国で昨年12月末に新型ウイルスが最初に発生して以降、これまでに196の国・地域で少なくとも2218万7780人の感染が確認され、少なくとも1387万4900人が回復した。

 この統計は、各地のAFP支局が各国当局から収集したデータと世界保健機関(WHO)からの情報に基づいたもので、実際の感染者はこれよりも多いとみられる。多くの国では、症状がある人や重症患者にのみ検査を実施している。

 18日には世界全体で新たに6568人の死亡と25万397人の新規感染が発表された。死者の増加幅が最も大きいのはブラジルの1352人。次いで米国(1226人)、インド(1092人)となっている。

 最も被害が大きい米国では、これまでに17万1833人が死亡、548万2823人が感染し、少なくとも189万8159人が回復した。

 次いで被害が大きい国はブラジルで、死者数は10万9888人、感染者数は340万7354人。以降はメキシコ(死者5万7774人、感染者53万1239人)、インド(死者5万2889人、感染者276万7273人)、英国(死者4万1381人、感染者32万286人)となっている。

 人口10万人当たりの死者数が最も多いのはベルギーの86人。次いでペルー(81人)、スペイン(61人)、英国(61人)、イタリア(59人)となっている。

 香港とマカオ(Macau)を除く中国本土で発表された死者数は4634人、感染者数は8万4888人、回復者数は7万9685人。

 地域別の死者数は、中南米・カリブ海(Caribbean Sea)諸国が24万6473人(感染631万6389人)、欧州が21万1329人(感染358万8985人)、米国・カナダが18万909人(感染560万5869人)、アジアが8万2670人(感染415万8901人)、中東が3万3029人(感染135万3953人)、アフリカが2万6301人(感染113万7392人)、オセアニアが483人(感染2万6298人)となっている。

 各国の死者数・感染者数は当局による訂正やデータ公表の遅れがあるため、過去24時間での増加幅は前日の集計結果との差と一致しない場合がある。(c)AFP