【8月1日 AFP】AFPが各国当局の発表に基づき日本時間1日午後8時にまとめた統計によると、世界の新型コロナウイルスによる死者数は68万14人に増加した。

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 中国で昨年12月末に新型ウイルスが最初に発生して以降、これまでに196の国・地域で少なくとも1763万8510人の感染が確認され、少なくとも1015万6500人が回復した。

 この統計は、各地のAFP支局が各国当局から収集したデータと世界保健機関(WHO)からの情報に基づいたもので、実際の感染者はこれよりも多いとみられる。多くの国では、症状がある人や重症患者にのみ検査を実施している。

 7月31日には世界全体で新たに6469人の死亡と28万6453人の新規感染が発表された。死者の増加幅が最も大きいのは米国の1442人。次いでブラジル(1212人)、インド(764人)となっている。

 最も被害が大きい米国では、これまでに15万3314人が死亡、456万2170人が感染し、少なくとも143万8160人が回復した。

 次いで被害が大きい国はブラジルで、死者数は9万2475人、感染者数は266万2485人。以降はメキシコ(死者4万6688人、感染者42万4637人)、英国(死者4万6119人、感染者30万3181人)、インド(死者3万6511人、感染者169万5988人)となっている。

 人口10万人当たりの死者数が最も多いのはベルギーの85人。次いで英国(68人)、アンドラ(67人)、スペイン(61人)、ペルー(58人)、イタリア(58人)となっている。

 香港とマカオ(Macau)を除く中国本土で発表された死者数は4634人、感染者数は8万4337人、回復者数は7万8989人。

 地域別の死者数は、欧州が21万200人(感染317万7936人)、中南米・カリブ海(Caribbean Sea)諸国が19万7544人(感染482万8413人)、米国・カナダが16万2278人(感染467万8286人)、アジアが6万2779人(感染284万8811人)、中東が2万7321人(感染115万6750人)、アフリカが1万9660人(感染92万9326人)、オセアニアが232人(感染1万8995人)となっている。

 各国の死者数・感染者数は当局による訂正やデータ公表の遅れがあるため、過去24時間での増加幅は前日の集計結果との差と一致しない場合がある。(c)AFP