【5月1日 AFP】AFPが各国当局の発表に基づき日本時間1日午前4時にまとめた統計によると、世界の新型コロナウイルスによる死者数は23万309人に増加した。

【図解】新型コロナウイルスはどのように伝染するのか

 中国で昨年12月末に新型ウイルスが最初に発生して以降、これまでに195の国・地域で計321万8410人余りの感染が確認され、少なくとも92万2900人が回復した。

 この統計は、各地のAFP支局が各国当局から収集したデータと世界保健機関(WHO)からの情報に基づいたもので、実際の感染者はこれよりも多いとみられる。多くの国では、症状が重い患者にのみ検査を実施している。

 最も被害が大きい米国では、これまでに6万1717人が死亡、105万4261人が感染し、少なくとも12万4979人が回復した。

 次いで被害が大きい国はイタリアで、死者数は2万7967人、感染者数は20万5463人。以降は英国(死者2万6711人、感染者17万1253人)、スペイン(死者2万4543人、感染者21万3435人)、フランス(死者2万4376人、感染者16万7178人)となっている。

 人口10万人当たりの死者数が最も多いのはベルギーの66人。次いでスペイン(52人)、イタリア(46人)、英国(39人)、フランス(37人)となっている。

 香港とマカオ(Macau)を除く中国本土で発表された死者数は4633人、感染者数は8万2862人、回復者数は7万7610人。

 地域別の死者数は、欧州が13万7714人(感染146万8718人)、米国・カナダが6万4960人(感染110万7276人)、中南米・カリブ海(Caribbean Sea)諸国が1万642人(感染20万3429人)、アジアが8557人(感染22万1273人)、中東が6705人(感染17万2294人)、アフリカが1614人(感染3万7354人)、オセアニアが117人(感染8071人)となっている。(c)AFP