【5月1日 AFP】米労働省が4月30日に発表した統計によると、同国内の労働者が先週新たに申請した失業保険の件数は384万件となり、新型コロナウイルス流行を受けた封鎖措置が続く過去6週間での合計申請件数は3000万件を超えた。

 4月25日までの1週間の失業保険申請件数は前週比では減少したものの、前年同週の23万件を大幅に上回った。直近4週間の平均申請件数は500万件余りに上る。

 民間調査・コンサルタント会社の英オックスフォード・エコノミクス(Oxford Economics)は、4月の米失業者数は2400万人、失業率は14%に達し、2009年10月の世界金融危機ピーク時に記録した10%を上回ると予想している。(c)AFP