【2月3日 Xinhua News】中国の公益団体が日本から調達した医療用防護服の第2陣が1日夜、東京から武漢(Wuhan)に到着した。この最高基準の医療用防護服は全部で3万7450着、間もなく湖北省(Hubei)で新型コロナウイルスによる肺炎の感染対策に奮闘している医療スタッフに届けられる。

 今回の海外調達は、卓爾公益基金会と卓爾智聯(ゾール・スマートコマース)越境サプライチェーン専門チームの国内外連携により実施された。日本の丸紅が全面的に支援、仕入れ先から調達するサプライヤーとの連絡調整に当たり、輸送車両を手配し、最短の時間でこれらの防護物資を成田空港の倉庫に配送した。

 卓爾公益基金会の責任者によると、日本から調達した医療用防護服の第1陣となる5万着は、1月30日夜に武漢に到着し、すぐに湖北省のウイルス対策の各最前線に届けられた。寄贈範囲は同省の17の市と州全てをカバーしているという。(c)Xinhua News/AFPBB News