【7月20日 AFP】フランス気象局(Meteo-France)は19日、6月に同国南部で観測史上初となる46度が記録されていたことが明らかになったと発表し、先月の熱波で記録された史上最高気温を上方修正した。

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 6月下旬は欧州の広い地域で猛暑に見舞われたが、フランスでは特に暑さが厳しく、史上最高気温が更新された。

 フランス気象局は熱波のピークだった6月28日、南部モンペリエ(Montpellier)近郊のガール(Gard)県ガラルグルモンテュ(Gallargues-le-Montueux)村で史上最高気温となる45.9度が観測されたと発表していた。

 しかし、データを新たに分析した結果、同じく6月28日にエロー(Herault)県に近いベラルグ(Verargues)で46.0度を記録していたことが分かったという。

 フランスでは来週も猛暑が予想されているが、長続きはせず、6月の記録に達するほどの暑さにはならないとみられる。(c)AFP