【3月2日 AFP】ソマリアの首都モガディシオで2月28日から3月1日にかけ、イスラム過激派アルシャバーブ(Al-Shabaab)による襲撃があり、医療関係者らによると少なくとも19人が死亡、110人余りが負傷した。

 襲撃は28日夜、自動車爆弾による自爆攻撃から始まり、24時間近くにわたり続いた。自爆攻撃では大規模な爆発によりホテルの正面が吹き飛ばされ、人通りの多い道にあった複数の自動車が炎上した。その後、他の戦闘員がレストランの入るビル内部に侵入。警察が直後にビルを包囲した。散発的な発砲は2月28日夜から1日まで続いた。

 地元当局者は記者団に対し「治安部隊が、最後の武装テロリストの男が避難していた部屋を破壊して男を殺害し、包囲戦は終了した」と発表した。(c)AFP