■ムヒタリアン「全力を尽くしていく」

 一方、1年半を過ごしたユナイテッドでモウリーニョ監督の構想から外れた29歳のムヒタリアンは、活躍の舞台をアーセナルの本拠地エミレーツ・スタジアム(Emirates Stadium)に移すことになった。

 ドイツ・ブンデスリーガ1部のボルシア・ドルトムント(Borussia Dortmund)で3年間を過ごし、2016年に移籍金3000万ポンドでユナイテッドに加入したムヒタリアンにとって、ユナイテッドで最も印象的なプレーとなったのは、アヤックス(Ajax)と対戦した昨季のヨーロッパリーグ(UEFA Europa League 2016-17)決勝とイングランド・フットボールリーグカップ(England Football League Cup 2016-17)で、いずれもチームに優勝をもたらす決勝点を挙げた。

 モウリーニョ監督から「ヘンリクがこの先も必ず成功と幸運をつかむことを願っている。特にヨーロッパリーグでの優勝に貢献してくれた彼のことは、決して忘れられない」と言葉を贈られたムヒタリアンは、アーセナルのウェブサイトで、「アーセナルでプレーすることは、ずっと前からの夢だった。ここに来た今、このクラブで歴史をつくるために全力を尽くしていく」と語った。

 アーセナルのベンゲル監督は、ムヒタリアンの獲得が決まったことを喜んでおり、「ヘンリクは非常に競争力の高い選手だ。チャンスづくりにも守備にも優れており、プレーに全力を注ぐこともできる。彼はあらゆる特性を持ち合わせている選手だと言わざるを得ない」と話した。(c)AFP/Maxine MAMET with Barnaby CHESTERMAN in Paris