けが人続出のマンU、モウ監督は過密日程を「人間業でない」と批判
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【5月1日 AFP】16-17イングランド・プレミアリーグは30日、第35節の試合が行われ、スウォンジー・シティ(Swansea City)と1-1で引き分けたマンチェスター・ユナイテッド(Manchester United)のジョゼ・モウリーニョ(Jose Mourinho)監督は、けが人が続出する原因となっている過密日程について「人間業ではない」と批判した。
本拠地オールド・トラフォード(Old Trafford)でのここ8試合で6度目の引き分けに終わったユナイテッドは、来季の欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2017-18)出場権を獲得できるトップ4フィニッシュが危ぶまれている。
さらに不運なことにユナイテッドは、この試合でルーク・ショー(Luke Shaw)とエリック・バイリー(Eric Bailly)が負傷して交代しており、モウリーニョ監督は4日に控えるセルタ(Celta de Vigo)とのヨーロッパリーグ(UEFA Europa League 2016-17)準決勝第1戦で深刻な人手不足に悩まされることになる。
同じくDFのフィル・ジョーンズ(Phil Jones)とクリス・スモーリング(Chris Smalling)がけがで3月下旬から戦列を離れているユナイテッドは、本職のセンターバックが1人もいない状況でアウェーでのセルタ戦に臨む可能性がある。
新たに負傷者を抱えたモウリーニョ監督は、暗い表情で「けが人については分からない」とコメントしている。
今季は批判の矛先を向けていることも多いショーについてモウリーニョ監督は、「10分でピッチを後にしたルーク・ショーは重症に違いないと思う。とても深刻なけがではないかと考えている」と話している。
「フィル・ジョーンズとクリス・スモーリングのことは話したくない。彼らはプレーできないと思うが、これは私の個人的な意見だ。フアン・マヌエル・マタ(Juan Manuel Mata)は復帰に向けて全力を尽くしている。喜ばしいことだ」
スウォンジーと引き分けたことにより、ユナイテッドは同一シーズンの無敗記録を25試合に伸ばし、クラブレコードを更新している。
なお、スウォンジー戦はユナイテッドにとって今季57試合目だったが、一方のスウォンジーの試合数はユナイテッドよりも19少なく、これはリーグ戦のちょうど半分の数となっている。
チャンピオンズリーグの出場権を争う4位のマンチェスター・シティ(Manchester City)と1ポイント差の5位につけるユナイテッドのモウリーニョ監督は、「選手を失い、勝ち点を失った。そうだ、きょうは良くない一日だった」と話している。
「見かけだけではなく、われわれは本当に疲弊し消耗していた」と強調したモウリーニョ監督は、「背景を度外視してパフォーマンスを切り取ることはできない。4月はこれが9試合目だった。人間業ではない。われわれには22人の選手がいるが、それが13人、14人にまで減ってしまった。選手の疲労はピークにある」と語っている。
けがが癒えたポール・ポグバ(Paul Pogba)、出場停止明けのマルアン・フェライニ(Marouane Fellaini)はセルタ戦で復帰するものとみられているが、モウリーニョ監督はベテランMFマイケル・キャリック(Michael Carrick)とリーグ戦未出場の若手アクセル・トゥアンゼベ(Axel Tuanzebe)をディフェンスで緊急起用しなければならないかもしれない。
「私が選んだ選手たちは全力を尽くしてくれることは分かっている。なのでマッテオ・ダルミアン(Matteo Darmian)をセンターバックで起用しようが、それがキャリックやアクセル・トゥアンゼベだろうが大きな問題ではない」 (c)AFP/Ian WHITTELL