■「11本の缶」と呼ばれても

 ライプツィヒは、国内の一部ファンからは忌み嫌われ、レッドブルの宣伝のためだけにあるチームだとやゆされている。

 ボルシア・ドルトムント(Borussia Dortmund)のハンス・ヨアヒム・ヴェツケ(Hans-Joachim Watzke)氏は、ライプツィヒが「プレーする缶だ」と発言。しかしドルトムントはリーグ戦でライプツィヒに敗れており、ヴェツケ氏も自分の言葉を後悔しているかもしれない。

 しかしこうした現状についても、ラングニックSDは「本当に彼がそう言ったんなら、11本の『缶』が11本の『瓶』に勝ったということだ。ドイツ語の『瓶』には俗語で『下手くそな選手』という意味があるんだ。そんなことをひらめいたよ」と笑い飛ばした。

 ラングニックSDは、以前にも似た境遇を経験している。1899ホッフェンハイム(1899 Hoffenheim)を指揮していた2008-09シーズン、国内のIT長者をオーナーに持つチームは、バイエルンを抑えて年内を首位で終えるまで、同じようにファンの反感を買っていた。クラブは7位でシーズンを終えた。

「新しく頭角を現したクラブは、ライバルチームのファンから対戦相手としてだけでなく、敵とみなされる。ホッフェンハイムのときもそうだった。2部では嫌われ、1部に上がると目の敵にされた。ところがバイエルン戦を終えて首位に立つと、今度はみんながわれわれを応援し始めた」

「われわれにも、今の順位にふさわしいチームだと思ってくれている人がいる。この町の外にもね。中立のサッカーファンは、若いメンバーでよく頑張っていると言ってくれるはずだ」